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17年の時を経て再スタート
国家創生の物語と土地の記憶を語り継ぐ
「神楽」と「仮面」を中心とした研究施設




由布院空想の森美術館が2018年5月20日、17年ぶりの再開。
趣のある建物は、築150年の古民家を移築したもの。
古材に囲まれた重厚な空間に、神楽や祭礼などに使われた
表情豊かな仮面と、神楽の絵画・写真が展示され、
竹の明かりやオブジェが美しく映える。


由布院空想の森美術館
開館時間 10:00〜17:00
休館日 火曜日
入館料 大人500円
子供 無料
電話 0977-85-7542
駐車場 10台
大分県由布市湯布院町川北平原1358
*ホームページ「由布院空想の森美術館」
kuusounomori2018wix.com/mysite




【由布院空想の森美術館】




 「九州の民俗仮面」300点と「アジアの仮面」150点を収蔵。「神楽」と「仮面」を展示と研究の核とした美術館として再出発。山と森の精霊たちの声を聴く聖なる空間が再び湯布院の地に甦りました。
1986年から2001年へかけて運営を続けた「由布院空想の森美術館」が閉館して16年が経過した2017年秋、「あの空想の森美術館」をもう一度再開してほしい」というリクエストをいただきました。橋本律子(一般社団法人Rcas理事長)さんからのありがたい申し出です。その経緯は高見乾司の近著「帰る旅ー空想の森へ」(花乱社)のほか、「森の空想ブログ」このホームページ「空想の森から」のコーナー等等に記しました。
再開される空想の森美術館は、解体寸前だった古民家を移築したもの。重厚な建築とその周囲を取り巻く竹のオブジェ、真正面に見える秀麗な由布岳などの景観を包括した創造空間としてゆく予定です。
開館から再開に至る16年間にはさまざまな経緯がありましたが、私たちはそれを「時の造形」と記憶して、新たな出発をします。活動は、インターネット空間「由布院空想の森美術館ホームページ」「空想の森から」「森の空想ブログ」などで記録され、発信されます。新緑がまぶしい湯布院の5月、空想の森というアートを巡る冒険の旅が再開されたのです。
「九州の民俗仮面」とは、国家創生の英雄群像と古くからその土地に座す土地神を造形したもの。「神楽」に登場し、国の歴史やそれぞれの地域の物語を語ります。悪霊が宿るとして使用後は焼却・破棄されてしまう世界の仮面文化の中で、「神」として信仰されてきた二本の仮面は、数千年に及ぶはるかな「縄文」の記憶と現代の芸能文化を結ぶ歴史遺産でもあります。「仮面」を展示の核に据える時、祖間空間は、アジアと九州・日本を結び、精霊たちの声が響く幻想空間となって私たちを迎えるのです。




企画展&ミュージアムショップ
2019春の企画
 □高見乾司 「神楽を描く」ライブペインティングの収穫
 □高見剛写真展 「天地聖彩―由布院・九重・阿蘇」
□常設 「九州の民俗仮面」「修験道・山岳宗教資料」
□空想の森の草木染め 九州の山野を熟知する高見乾司が
現地に入り、採集し、染めた布たち
□書籍コーナー 高見乾司と高見剛の著作30点が並ぶ
□竹の明かりとオブジェ 高見八州洋の作品が全館に彩りを添える
□その他、古民芸・アートアンテイーク・アートクラフト・古書画などを展示


「神楽」と「仮面」の民俗誌



神楽と仮面を訪ねる旅で収集された「九州の民俗仮面」約300点と
「アジアの仮面約」150点を収蔵し、150点を常設展示。
関連資料(写真、書籍、動画など)で構成される、展示と
研究を核とした美術館として再出発。
                           紹介記事

                  [西日本新聞5月22日付/本文記事]
由布市湯布院町川北平原で20日、17年ぶりに再開した私立美術館「空想の森美術館」。
監修する高見乾司さん(69)は「再び、湯布院の文化や芸術の発信拠点に育てていきたい」と意気込む。館内には高見さんが収集した国内外の仮面がずらりと並ぶほか、「3人展」と題し8月末まで、いずれも弟で写真家剛さん(67)、竹細工作家八州洋さん(61)の作品も展示している。

同館は、解体寸前だった築150年以上の古民家を再利用し、知人から借り受けた土地に移築した。メインの仮面は主に、2階吹き抜け部分の壁に展示。古くは南北朝時代の面もあり、「歴史的価値も、希少性も高いものばかり。初めて見る人でも、仮面の魅力が伝わるはず」と高見さん。

壁面や1階には、剛さんが撮影した修験僧や祭りなどの写真、八州洋さんが作製した竹細工があり、展示作品数は計100点近くに上る。八州洋さんは「美術館再開を湯布院の人々が受け入れてくれたことが、何よりもうれしい」。館長を務める剛さんは「兄の集めた仮面の魅力を、こだわりの作品でさらに引き立てている。ぜひ見てほしい」と来館を呼びかけている。

     

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(SINCE.1999.5.20)